ロッジの集い
まずはこの度の「平成28年熊本地震」に伴い、被害に遭われた方々におかれましては、心からお見舞い申し上げます。
開催2日前の夜9時半過ぎ、山口県の自宅においても強度の揺れを体験し、ニュース速報を見れば震源地は熊本。
ただこの段階では震度及びマグニチュードは発表されていませんでしたが、遠く離れた山口市でさえこの激しい横揺れ
ただ事ではないと思いました。
その数分後に震度7、マグニチュード7.1との発表があり、熊本の被害は?その他の地域の被害はどうなのか?
緊急速報のTVを見ても熊本市内は停電しておらず、車も通常通り道を往来している。
この時は、流石日本、これほどの地震でもビクともしないのだと感心しておりました。
よってこの時点では、ロッジの集い中止は頭にありませんでしたし、山鳥の森に電話をするのもやめました。
しかし、夜が明けた翌日、被害状況が刻々と報道されるにつれ、これはただ事ではない。
熊本市内もそうですが、山鳥の森は大丈夫だろうか?
朝一番に山鳥の森に安否及び被害状況の確認をしたところ、小国周辺は震度3で今のところ地震による
被害は確認できていないとの事でした。
ただこの時点で、今回のロッジの集いは中止の方向で考え、参加予定者にはLINEを通じて無理に来ない方
がよい旨を伝えました。
ただ私は、主催者でもある事、山鳥の森の状況把握も必要な事、また連絡が取れず山鳥にこられた方々への
対応もある事から山鳥の森へ昼から向かいました。
山鳥の森への往路は落石、地滑りの危険性もある事から道路を選び夜6時ごろ到着。
管理人さんにご挨拶をし、この後到着するであろうスタッフ、前泊希望の参加者を待つことに。
深夜到着の1組が到着し、今後のことを話していた時(1時半過ぎ)大きな地鳴りとともにもの凄い横揺れが発生。
この時点で早朝撤収の判断を行いました。
幸いキャンプ場という拓けた敷地である事から、上空から物が落ちてくることは考えにくいので一先ず安心でしたが
心配なのは地滑り。こればっかりは避けようがありません。
その後も余震が続き、皆眠れず朝になるのを待ち早々に荷物を片付け、入村していた全員でキャンプ場を
後にしました。
帰路の途中、TVを観て、昨晩の地震が本震なのだと知り、震源地も阿蘇に変わり被害も拡大し今回の本震の方が
被害が甚大である事も分かりました。
私自身何ができるのか?と色々考えましたが個人では力になることは出来ません。
ただ一つだけ微力ながら私にできることは地震で被災された方々の今後の復興に向けての助けになれるよう
災害支援募金に募金する事。
多分皆さんも同様の考えだと思います。
熊本県の早期復興に向け、できる限りの支援をしていきましょう。
最後に今回のイベントであるロッジの集いにおきましては、日を改めて日程を変更し開催したいと考えております。
その際は、皆さま宜しくお願い致します。
またこの度の私の行動及び判断に対し、ご心配をお掛けしたことをお詫びいたします。
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